外国人の住宅ローン 永住権の有無

日本も国際化したもので、私、五条の住んでいる地方都市でも外国人はたくさんいます。

たくさんいますと、住むところも必要です。

 

長く住んでいると、家を欲しいなと思う方も当然出てきます。

実際、たくさんの外国の方に家を検討していただき、建てていただいています。

今日は外国人の住宅ローンについて書きます。

永住権が必要

外国人が住宅ローンを組むときは「永住権」が必要になります。

これはもう、どうしても必要になります。

 

住宅ローンですから、長期の借り入れになります。

普通は30年、35年のローンを組みます。

少なくても10年超にはなるでしょう。

銀行の立場としても、数年後に日本にいないかもしれない人に住宅ローンは貸せない、ということでしょう。

 

具体的には、確認資料として下記のいずれかが必要になります。

在留者カード

在留資格「永住者」及び「在留カード番号」

在留者カードは中長期の滞在の外国人は皆さん持っていると思いますが、在留資格が「永住者」でないと住宅ローンは組めません。

 

特別永住者証明書または外国人登録証明書

在留資格の記載あり

外国人登録証明書は今は在留者カードになっていますので、特別永住者の方が持っているくらいでしょうか。

 

逆に言うと、永住権があると特に問題なく住宅ローンの審査が受けられます。

普通に貸してくれます。

99%の銀行は外国人が住宅ローンを組むことの条件に「永住権があること」を求めます。

 

日本語で契約内容が理解できる

住宅ローンを組むときに、銀行員からいろいろと住宅ローンについて説明があります。

この説明を理解できないと、やはり銀行側からすると困るということで、

「日本語で契約内容が理解できること」が明文化されていなくても、実質的に条件となっています。

 

ただ、細かい説明は本人が日本語で理解できなくても、横で奥さんが通訳しながらローン契約をすることも実務上はあります。

 

日本国籍を取得する

いわゆる「帰化する」ということ。

これは日本人になるわけですから、住宅ローンは問題なく、普通の審査があるだけです。

 

永住権がない場合

永住権がないとこれはなかなか難しいです。

前述したとおり、長期の借り入れですからね。

ただ、絶対に無理と言うわけではないのでいくつか可能性を書きます。

 

配偶者名義で買う

奥様が日本人なら、奥様の収入の範囲で買える物件を買うということ。

永住権を持っていない外国人の場合、この方法が実質的に、一番多いでしょう。

配偶者が働いているということが、当然の前提です。

 

どちらかが日本人、あるいは永住権があるということであれば、その人のローンの組める範囲で買える物件を買うということです。

まあ、当たり前と言えば当たり前のやり方ですが、このパターンが多いです。

 

永住権がなくても住宅ローンを貸してくれる銀行

99%の銀行は外国人が住宅ローンを組むことの条件に「永住権があること」を求めます。

と書きましたが、例外があります。

 

永住権がなくても住宅ローンを貸してくれる銀行もあることはあるようです。

ようです。というのは、私も実際にしたことが無いからです。

この度、「永住権の無い外国人のお客様」が来られて、その時調べたことを書きます。

 

かなりの数の銀行に電話をして相談しました。

その中で本当に貸してくれそうだった銀行は2行だけでした。

 

新生銀行

「永住権のない外国人」はまず新生銀行に相談するのが良いと思います。

ただ、条件には書いていないと思うのですが、年収制限があります。

 

電話相談では年収300万円以上が対象と言われました。

私のお客様は夫婦ともに年収300万円以下で、合算したかったのですが、年収制限でダメでした。

 

電話の感触では条件次第で本当に貸してくれそうでした。

 

東京スター銀行

条件次第では貸してくれそうでした。

ここも文章では書いていないと思うのですが、年収制限があります。

600万円と言われました。

年収制限以外でも条件は少し厳しそうでした。

 

永住権のない外国人に対しての住宅ローンは例外的なので、条件はいろいろつくと思います。

詳しくはそれぞれの銀行に確認してください。

自己資金とか、年収とか。

時期によっても、条件変わってくると思います。

 

都銀も永住権必要

インターネットの記事で「都銀が永住権がなくても貸してくれる」という記事を複数見たので電話で確認しました。

結果は三行ともダメでした。

まあ、それが普通なのですけどね。

あの記事何だったのだろう。

 

その他

母国の銀行

母国の銀行の日本支社にあたるというのは可能性としてはあると思います。

ただ、日本の銀行は住宅ローンの条件がとてもいいので、外銀は条件ではかなり厳しくなると思います。

金利もすごく高いでしょうし、自己資金も高い割合が求められると思います。

この外銀の案も、私はしたことがないので具体的には何も言えません。あしからず。

 

現金で買う

これは永住権がなくても買えます。

外国人が不動産を買える国

現金で家を買うときは永住権がなくても買えるわけですが、これもよく考えれば、当たり前のようで、当たり前ではないかもしれません。

何が言いたいかと言うと、

そもそも外国人が不動産を買うことが出来ない国がたくさんあるのです。

 

東南アジアではほとんどの国が外国人は不動産を買えません。

インドネシア、ミャンマー、カンボジアでは買えません。

 

マンションが買えても、建物だけ買えて、土地はリースというパターンも多いです。

シンガポール、フィリピン、タイはこのパターンです。

 

マレーシアは高額物件だけ外国人が不動産を買える。

 

植民地になったことのない国は外国人が不動産を買える

逆に外国人が不動産を買える国はいろいろあります。

日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ニュージーランドなどなど。

こういった国々が、外国人でも不動産が買えるわけでして、このあたりから、

「植民地になったことのない国では外国人が不動産が買える。」と言われているのですね。

 

見習う点が多いです

私のいるところは田舎の町です。

それでも多くの外国人が家を建ててくれます。

もちろん実需の不動産購入です。

 

外国に来て仕事をして、生活をして、家を建てる。

本当にすごいことです。

尊敬します。

 

皆さま働き者です。

努力家です。

今回来られたお客様も、決して多いとは言えない収入の中からたくさん貯金してこられて、自己資金を何割も用意されています。

頭の下がる思いです。

 

見習う点がたくさんありますね。

 

今日は外国人の住宅ローンについて書きました。

記事が皆様の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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