消費増税後のマイホーム購入のメリット

2019年10月に消費税が上がります。

現在の8%から10%になります。

 

家の請負契約の場合は、契約してすぐに家は出来ないので経過措置というものがあります。

それの期限が3月末でした。

2019年3月31日までに契約した場合は、2019年10月1日以降の入居でも、いつ家ができても消費税が8%が適用されるということです。

つまり、請負契約の場合は期限がこの3月末でした。

 

前回の増税時には駆け込みが大きかったですし、その後の冷え込みも大きかったです。

 

今回はそうならないように政府が対策をして、増税後の購入にメリットをつくっています。

住宅ローン控除を3年延長

現在10年の住宅ローン控除が、3年延長して13年受けられます。

 

住宅ローンを組んでマイホームを買う人を政府が応援してくれる制度です。

住宅ローン残高の1%、最大で年間40万円の控除が13年間受けられるようになるということです。

 

延長された3年間は「住宅ローンの年末残高×1%」か「建物価格×2%÷3」の低いほうが控除されます。

 

建物価格が税別2,000万円であれば、

2,000万円×2%÷3=133,333円

 

2%は消費税増税分なので、その増税分の1/3を3年間は控除しましょうということ。

つまり、消費税の増税分を最大として控除します、ということです。

 

住まい給付金も大きくなる

上記の住宅ローン控除は税金の控除なので、返ってくるお金は納めている税金が最大です。

そうなると、所得が高い家庭と所得が低い家庭では返ってくるお金に差が出ます。

この差を埋めようということで給付されるお金が「住まい給付金」です。

 

今は収入に応じて30万円、20万円、10万円の3段階です。

これが50万円から10万円の5段階になります。

 

もらえる収入の目安も高くなります。

775万円以下が対象の目安になります。

 

ざっくり言いますと10万円から20万円のアップの家庭が多いと思います。

 

次世代住宅ポイント制度ができる

新しく制度も作られます。

省エネや耐震性の性能が高い住宅に対して、商品と交換できる制度になる予定です。

ポイントは1戸あたり最大35万円で、いろいろな商品から選べる形をとります。

 

贈与税非課税枠が最大3,000万円に拡大

親から住宅を買うためのお金が贈与された場合、限度額までは非課税です。

この限度額が拡大されます。

今は省エネ等住宅の場合、1,200万円が限度額です。

これが3,000万円になります。

 

まあ、このくらいの贈与を考えているお客様は10組に一組もいらっしゃいませんが、時々いることはいます。

子供に非課税で3,000万円あげられるわけですから。

贈与がある人たちにとっては大きな話です。

 

もちろん一定の条件があります。

直系尊属(父母、祖父母)から自分が住む家のお金の贈与であること。

贈与を受ける側は20歳以上

所得が2,000万円以下

贈与を受けた年の翌年3月15日までに自分が住むこと

床面積が50㎡以上、240㎡以下

などなど

以上4つが増税後の住宅購入の支援策です。

住宅ローン控除を3年間延長

すまい給付金が大きくなる

次世代住宅ポイント制度ができる

贈与税非課税枠が最大3,000万円に拡大

 

結論としてはかなり手厚い

4つの支援策でカバーしているので一見ではどちらが得かはわかりません。

わざとそうしているのかもしれません。

消費税増税の駆け込みと冷え込みの対策ですから、はっきり損得が出ると、どちらかに偏ります。

ある家庭は増税前の方が得。

ある家庭は増税後の方が得。

となるように制度を作っているのでしょう。

 

しかし、支援策としてはかなり手厚いです。

贈与を別としてもその他の3つの支援策だけで、増税後のほうが少しお得になる家庭も多いと思います。

 

ただ単純に結論付けることは出来ないのです。

まず、金利がどうなるか。

物件価格がどうなるか。

この辺りは誰にもわからない領域なので結果論になります。

そもそも、もう4月になっています。

 

今回も一部、駆け込みはあった

私、五条の働いている会社では、今回も駆け込みはたくさんありました。

しかし、他社の状況を聞く限りでは前回の増税時に比べると駆け込みは少ないという声が多かったです。

まだはっきりとした統計数字は出ていません。

実際の統計はどうだったのか、結果は興味があるところです。

 

そして、反動もあると考えられます。

増税後の落ち込みということです。

気を引き締めなければいけません。

せっかく作られた制度なので、しっかり説明して活用していきたいと思います。

 

今日の記事が皆様の家づくりの参考になれば幸いです。

ではまた。

 
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