土地の決済について、どういう流れか

決済「けっさい」とは聞きなれない言葉ですね。

しかし、土地から買って、注文住宅を建てる場合は必ず通る道です。

土地を「契約」して「決済」して、自分のものにしてからの建築ですからね。

 

銀行に集まって、ゴソゴソ手続きをして、意外とあっけなく解散します。

お客様からすれば、なんか、よくわからないというのが感想でしょう。

今日はこの土地の決済について書きます。

何をするのか

決済とは、要するに「残代金を払い」「登記する」ことです。

残代金を支払えば、当然、所有権は買主に移ります。

家を建てるために土地を買うときにまず、土地の「契約」をします。

その時に土地の手付金を払うことが多いです。

 

頭金の金額は別に決まっているわけではありませんが、例えば1,000万円の土地なら1割くらいのことが多いでしょう。

100万円を手付金に入れて「契約」するわけです。

残りのお金の900万円を支払うことを「決済」といいます。

そして、「決済」の時には残代金のほかに諸費用が発生します。

 

諸費用も同時に支払います。

登記費用は司法書士に払います。

仲介手数料があれば、仲介の不動産業者に払います。

そして、前述の土地の残代金は売主さんに払います。

決済はどこに集まり、誰が来る

場所は

お金を動かすので、多くの場合は銀行に集まります。

何かあったら、フォローに動けるように午前中にすることが多いです。

平日の午前中、銀行に部屋を借りて、それぞれ関係者が集まります。

銀行は買主さんが住宅ローンを使う銀行が多いです。

最近は住宅ローンがネット銀行などのケースも増えて、決済場所の銀行に困りますが、まあ、その場合は買主さんの返済銀行でしょうかね。

誰が来るか

売主さん

買主さん

仲介業者さん(売主側、買主側の不動産屋さんがいることも多い。あるいはそれ以上の数社いるケースもあります。)

司法書士さん(これも売主側、買主側がいることもあります。)

が来ます。

これだけで4~6人になります。

売主さん買主さん家族が来ると大人数になります。

人数が多いので初対面の人はあいさつと名刺交換をまずするわけです。

決済はどういう流れか

まず初めに

司法書士が売主、買主、が本人であることを確認します。

次に登記用の書類がそろっていることを確認します。

司法書士がOKを出すと、

代金の受け渡しです。

現金の手渡しであったり、預金口座への振り込みであったりします。

売主が代金を受け取りました。と言えば

司法書士が売買によって所有権が移動したことを宣言します。

おわり。

解散です。

シンプルですね。

意外と時間がかかります

単純にお金のやり取りに時間がかかったりします。

出金伝票、振込伝票、通帳を銀行員に渡して手続きします。

その銀行員がなかなか帰ってこない。

 

月末なんかは特に混んでいます。

他行の口座に入ったのを確認するときは小一時間くらいかかることも多いです。

その時は仕方がないので世間話をしながら待ちます。

意外と面白い話が聞けます。

 

売主側は何が必要か

公的身分証明書の原本

本人確認に使います。この本人確認と意思の確認が一番大切です。

そもそものところですから。

運転免許証、パスポートなどです。コピーはだめです。

顔写真付きでないものは2点が望ましい。

健康保険の被保険者証などのことです。

権利書の原本

これも問題です。

忘れてきたり、失くしていたり。

持ってきたのが昔の謄本だったりします。

事前に司法書士に確認してもらいましょう。

もし失くしていても大丈夫です。

司法書士や弁護士が本人と面談して「本人確認情報」を作成して登記できます。

公証人に本人確認してもらい登記する方法もあります。

印鑑証明書

有効期間3か月以内のもの

実印

当然、印鑑証明書と同じもの

銀行届出印

口座から出金して、仲介手数料などを支払う場合は必要です。

権利移動には必要ありません。

買主側は何が必要か

公的身分証明書の原本

買主と同じく運転免許証やパスポートのことです。

認印か実印

同時に抵当権の設定登記がない場合は認印でOK

金融機関への届出印

出金や振り込みにお金を払うのに必要。

印鑑証明書

いらないことが多いです。

抵当権を設定登記するなら必要ですが、土地決済時は住宅ローンの抵当権は設定しないことが多い。

つなぎ融資での決済がほとんど。

 

必要なものは以上です。

いずれにしても、事前の確認を司法書士にしてもらいましょう。

書類がなくて、せっかく集まっても決済延期ということもあります。

決済せずに後日のアポイントだけして解散というのは切ないものです。

決済は土地購入のクライマックス

お客様はあまり実感がないでしょうが、決済は不動産取引の最終目的が行われる大事な場面なのです。

事前に確認済みのことが多いです。

それでも一定の緊張感はそれぞれのメンバーありますね。

最近話題の地面師のことなどもありますから、気が抜けません。

それはさすがに例外的な事件ですが。

皆さまの決済が無事に終了しますように。

今日の記事が参考になれば幸いです。

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