マイホームの太陽光発電の基本 2018年度

前回の超基本からの例で考えていきましょう。

六条さんが新築のマイホームの屋根に6kWの太陽光パネルを乗せました。

一年間168,000円発電します。

 

太陽光発電の簡易式を解説します。

こういう簡易式です。

6kW(パネル)×28円(売電単価)×1,000kWh(年間発電)=168,000円/年

 

こういう例を前回出しました。

この内容をもう少し詳しく書きます。

 

パネルの大きさ

6kW(パネル)は設置するパネルの公称最大出力の合計です。

この6kWのパネルというのは「6kW発電する力がある」ということです。

 

もちろん、一枚で6kWというわけではありません。

例えば300wのパネルを20枚で6kWであったり、

280wのパネルを22枚で6.16kWであったりします。

 

厳密にはパワコンにも容量があり、パネルとパワコンの容量のどちらか小さいほうが設置容量ということになるのですが、パネルの合計と覚えていただいていいです。

 

売電単価

次に28円(売電単価)というのは平成30年度の売電価格です。

税込28円です。

10年間固定価格で電力会社が買ってくれます。

 

東京電力、中部電力、関西電力管内は

26円(税込)になります。

この大都市を抱える電力会社は「出力抑制」という制度を適用しない代わりに買取の価格を抑えています。「出力制度」に関しては別の機会に解説します。

 

固定買取価格は年々下がっています。

それに伴って、太陽光発電システムの価格も下がっていますので、収支の計算は成り立つわけです。

 

一年間の発電量

次に1,000kWh(年間発電)は太陽光発電の1kWあたり発電量(年間)です。

これはかなり丸めた数字ですが、面白いことに経験上、これでそんなに外れません。

南面なら1,000kWhで計算してください。

いろいろロスもあるのですが、それを飲み込んで1,000で大丈夫です。

 

もちろん詳しくは条件によって変わります。

地域、方位、角度などです。

 

NEDOに詳しい日射量のデーターベースがあります。

興味のある方はNEDOのホームページを見てみてください。

国内837地点の20年間のデータがあるそうです。

 

以上が簡易式の説明でした。

 

そして、得するの?損するの?

家の屋根にあげる場合、初期費用、設置費用はいくらか。

今なら6kwで120万円~150万円くらいで販売している会社が多いのではないでしょうか。

もちろんパネルによって違います。

多結晶、単結晶、バックコンタクトなどなど。

 

細かく想定するときりがありません。

パネルと電気工事として120万円~150万円くらいでしょう。

家に設置するわけですから、架台は屋根です。

これは家の本体価格に入るわけですからね。

 

もちろん、地面設置、野立ての場合は架台の工事が別に要りますからもう少し高くつきます。

 

そうなると

設置費用÷(年間の節約電気代+年間の売電金額)=投資回収期間(年)

となります。

設置費用150万円なら

150万円÷(16万円)=9.37

設置費用120万円なら

120万円÷(16万円)=7.5

 

六条さんが新築のマイホームの屋根に6kWの太陽光パネルを乗せた投資は9.37年~7.5年で回収出来るということです。

10年くらいでパワコンが壊れることを考えても、10年から11年では元が取れるイメージですね。

 

買取期間終了後は下落する予想

固定買取期間(住宅用は10年)を過ぎると、買取期間は下がると考えなくてはなりません。

その時の相場なので、なんとも言えませんが、10円くらいになると言われています。

大きく下落するわけですが、上記の計算のようにもとを取った後ですから、まあ、良しとしようという感じです。

 

 

私、五条の接するお客様も8割の方がまだ屋根に太陽光を付けられます。

会社全体を見てもそうですね。

現場感覚では今年度はまだいけるという感じです。

 

太陽光発電の基本知識をもう少しあげておきます。

太陽光パネルの寿命は?

これも最初に聞かれる質問です。

 

法定耐用年数は17年ですが、まず20年は持つと言われています。

「期待寿命」というあやふやな表現ですが、これを25年から30年くらいと言っている会社、営業マンが多いです。

 

実際30年以上動いているパネルはいくつかあるそう(壷阪寺や佐倉ソーラー)なので、屋根の上でメンテナンスできないことを考えても、30年くらいはいくのではないかと私も考えています。

この寿命の問題は私も未経験の話なので、実感としてはわかりません。

業界の良心的な意見を書いておきますね。

 

経年劣化もあります。

20年で85%~90%くらいと言われています。

これはパネルの種類にもよります。

粗悪品は大幅に劣化すると言われています。

 

一時期、マスコミにも出て、問題になりました。

数年で50%低下したりしたそうです。

 

パネルを見ても性能はわかりません。

このパネルは日本製だとうたっていても

純粋に最初から最後まで日本で作っている、というパネルもほとんどありません。

生産国に関係なく、信頼できる業者に頼むしかわからないですね。

 

パネルの大きさ

パネルの大きさは決まっていません。

各社の規格はバラバラです。

1,500mm×900mmとかそのくらいの大きさです。

重さは1枚15キロくらいです。

 

あと「太陽光パネル」のことを「モジュール」と言ったりもします。

 

では今日はここまでとします。

ありがとうございました。

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