「自分で間取りをつくる」というくらいの気持ちで取り組む

「自分で間取りをつくろう」とは、

何も一から間取りを描いていきましょう、という意味ではありません。

それはさすがにハードルが高いです。

 

間取りを監修する

意識としては

「プロジェクトリーダーとしてチェックする」「監修する」くらいの感じです。

 

この自覚を持って取り組むことが大事です。

間取りを業者に丸投げしてはいけません

 

と言うのも、

依頼する会社にもよりますが、

契約するまで設計士が出てこない、というパターンも多いのです。

 

つまり、多くの会社では営業マンと図面の打ち合わせをするという形で進んでいきます。

この営業マンの技量がピンキリなのです。

新人の営業マンなら、図面があまりわかっていないケースもあるわけです。

 

新人営業マンは極端な例としても、

施主として要望を伝えるには、間取り図を読み解く力が欲しいところです。

この「チェックする」「監修」する能力をぜひ見つけてください。

日本人は間取りが読める

難しく考える必要はないです。

少なくとも、今まで生活をしてきた、という生活感から始めたらいいのです。

 

よく「日本人は世界一図面が読める、描ける。」と言われます。

図面がわかる理由に上げられるのが、

「畳があるから」というものがあります。

ここは何畳?6畳、8畳。4畳半。

 

畳の無い洋室でもこういう表現をします。

何となく広さがわかりますよね。

 

10㎡ではわかりません。

何畳かをつなぎ合わせた感覚があるから、日本人は間取りが読めるのでしょう。

畳文化、おそるべし。

 

さらに週末に大量の住宅チラシが投函されますから、

自然と目に触れることも多いです。

私、五条の妻もチラシを見て間取りや外観のコメントをします。

 

こうして知らず知らずのうちに鍛えられているのでしょう。

 

加えて、このブログで間取りの基礎知識を得ていただければ大丈夫です。

間取りを「チェックする」「監修」する能力は身につきます。

 

もちろん「我こそは」という方は、自分で図面を描いてもいいです。

ネット上にはフリーの図面を描くソフトもあります。

 

一緒に頑張っていきましょう。

 

少しの努力で図面を読むことはできると思いますが、

奥が深いのも、また事実です。

 

ですので、各社から取り寄せた図面集やパンフレット、ネットや情報誌で

まずは間取り図をたくさん見てください。

 

間取りの中を歩く

その中を歩いてください。

てくてく歩いてください。

生活してください。

一日の生活をしてください。

次は家族の別の人になって図面の中を歩いてください。

主人はこういう動きをする。

妻はこういう一日の動き。

長男の一日はこの家ではこうなる。

次男はこうなる。

てくてく歩いてください。

 

動く経路。これを「動線」と言います。

もとは建築用語ですが、もう一般的に使いますよね。

動線がいい、とか悪いとか。

 

家族それぞれの動線が間取りを計画するうえでとても重要なのです。

動線計画の良し悪しで、その家の使い勝手が変わります。

 

動線は大きくいうと二つの種類です。

家事動線と生活動線です。

この二つを考えてプランを作ることが大切です。

 

家事動線は台所をしながら、洗濯する。

洗濯物を干す。

その時長男は起きてきて、寝癖を直している。

 

次男は爆睡中。

あと10分起きてこなければ起こさなくてはいけない。

 

つまり、キッチンの近くに脱衣所、洗濯室があるほうがいいということ。

脱衣所と洗面を別々にしたほうがいいのか、

洗面と脱衣所を同じにするなら、少し大きくする必要あるな。

とかがわかるわけです。

 

結論的には、だいたい水周りは近くに配置したほうがいいですね。

そして、洗面は広め。

3畳か、できるならそれ以上。

プラス洗濯を干す場所が近くにあればなお良し。

テラスというか洗濯干し場が一階にあると楽です。

 

そのような感じで、間取りの中を歩いて、暮らしてみてください。

慣れてくると簡単です。

 

間取りに慣れると見えてくるもの

もっと慣れてくると、あら不思議。

違うところが気になってきます。

 

ここに窓が欲しいな。

大きさはこのくらい。

上のほうがいいかな。

ドアはこっちのほうがいいんじゃないかな。

 

このように立体的に図面が見えだしたら

進歩しています。

良い感じです。

 

今日はここまでにしましょう。

 

ここで話した、間取りとは図面をかんたんにしたもの、

くらいの理解で結構です。

プランも間取りも同じ意味で使っています。

 

間取りについて、あるいはそれ以前に

たくさんのお話があります。

たくさん記事を読んでいただけると自然に

間取りについての知識が広がっていきます。

 

間取りが読めて、描けるようになると楽しいですよ。

はまっちゃうお客様も多いです。

 

ではまた。

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