「良い家」とはどんな家でしょうか?

ある名人大工が書いていました。

良い家とは

「見て美しく、居心地がよく、住む人の命と健康を守り、精神を高めてくれる家」

とてもいい言葉です。

そして、具体的に形にするとなると難しい話です。

工法

いろいろなハウスメーカーが自社の工法が優れていると宣伝しています。

本当にたくさんの工法があります。

 

重量鉄骨

軽量鉄骨

在来木造

ツーバイフォー、ツーバイシックス

木質パネル

RC造

 

それぞれがさらに細かく分かれて独自の工法を誇り、

他社の問題点まで指摘します。

 

曰く

「木が一番です。鉄は冷たいですよ」

曰く

「木は白アリが来ます。鉄は丈夫です。」

 

本もたくさん出ています。

「いい家」とは・・・

面白いことに、それぞれの本でよその本のここは間違いです、と書いて

自説の正しさをアピールしています。

 

そして、その著者は自説に基づいた工法の建築会社を経営しています。

 

そのお互いの本を見ても、皮肉ではなく

「お説ごもっとも」と思います。

 

本心、思っているからこそ、その工法で家を建てる仕事をしているのでしょう。

 

しかし、他社がダメで自社がベストなら、一社以外は全社間違っているか、うそをついていることになります。

 

そういうことでもないでしょう。

 

さらに価格も違うので一長一短。

切磋琢磨しているのが、住宅業界です。

 

営業マンは考える

営業マンはというと

面白いことに自社が一番と本気で思っている人がほとんどです。

 

これはそう思わないと家を売れないから、自分で自分を洗脳しているのか、会社が洗脳しているのか。

 

あるいは、そう思えない営業マンは売れなくなって消えていっているのか。

 

私、五条はといいますと例にもれず、自社の家が良いと思っています。

五条の勤務している会社は在来木造の家です。

断熱と換気システムは良いものを使っています。

職人さんは良い人が集まっています。

私はこの方向が現時点でベターだと信じています。

 

ただ、これで完成しているとは思っていません。

改善の余地は多くあると思っています。

あとは価格との兼ね合いです。

もちろん、他の工法がダメだとは全然考えていません。

 

「いい家」は実に難しいテーマです。

日々痛感しています。

 

ハウスメーカーなので仕様は変えませんが、自由設計です。

今回の家はどんなプランにしたら良いのか。

ああしようか、こうしようか。

考えるときりがありません。

 

お客様への引き渡しの日には、いまさら、どうしようもないのですが緊張します。

お客様ご家族は喜んでくれるだろうか。

 

良い計画を作り、実行できたか。

しかもチームプレーですからね。

家づくりは奥が深いです。

サービスも奥が深いです。

 

工法の話に戻りますと、

他社の工法もある程度は知っています。

しかし、比較して実験したわけではありません。

ましてや他社の家に住んだことはありません。

 

ですから、工法についての価値判断までは、このブログでは踏み込みません。

 

自分がしている在来木造を中心に記事を書いていきます。

木造で建つ家が全体の7割です。

共通することも多いと思います。

この「建物について」のカテゴリーも

ご愛読のほどよろしくお願いします。

 

「見て美しく、居心地がよく、住む人の命と健康を守り、精神を高めてくれる家」

良い言葉です。

奥が深いです。

一緒に考えてまいりましょう。

 
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