土地に掘り出し物ってあるの?

土地から家づくりを始められる方が多いです。
土地なし客6割とか7割と業界では言われています。

都市部では特に土地のない方がほとんどです。
土地が無くて分譲住宅を買われる方も多いです。

危険な幻想

そして、初めて土地を探す方は
「いい土地ないかな。」が発展して
「特別にいい土地ないかな。」となりがちです。

もちろん、安いほうがいいですものね。
気持ちはよくわかります。

残念ながら「土地の掘り出し物」というのは「まぼろし」なのです。
「幻想」なのです。
期待している人に幻想なのだと言い切ってしまうのも言葉がきついとは思います。
でもこれが本当のことで、
探しても、待っても掘り出し物の土地は出てきません。

そして、これは危険な幻想でして、
この幻想に取りつかれて、何年も土地を探して計画が進まない人がいます。
ですからこれにはまらないように注意してください。

しかし、しかし、「自分にとっての掘り出し物」という土地、これはあります。
詳しく見ていきましょう。

土地はどうやって売り出されるか

まず、幻想にはまらないために、土地はどうやって売り出されるか?ということから説明します。
①不動産屋さんが開発して分譲地として販売する場合
②土地を持っている人一般の人が売りに出す場合
この二つに大別されます。

まず、①は不動産屋さんが相場の値段設定をして販売が開始します。ですから、
普通の値段と言いますか相場ですね。
そして②です。これも売主が不動屋さんに仲介を依頼して売りに出されます。その時は近隣相場を参考に値段を決めて売りに出すわけです。ですから相場なりです。

どちらにしても誰であれ売主は高く売りたいので相場以下にはしません。(相場以上にもなかなかできません。)

もしこの②の時、売主に事情があり、(お金に困って、売り急いでいるとか)安く売ってもいい。となれば、その話を受けた不動産屋が買うか、プロの間で転売され、①の場合としてやはり相場の値段で、売りに出されます。

そもそも①の不動産屋さんが分譲する土地も、もとは一般の個人か会社が持ち主です。土地が大きくて、割って分譲地にしないと個人では一括して売れないので、分譲を手掛ける不動産屋さんが買って販売しているという流れなのです。

このように間にプロが入りますから、
本当の意味での「掘り出し物」は無いわけです。

売主から売却依頼されたばかりの「まだ出ていない物件」というのはあります。
レインズや広告にまだ出していないということです。
これはまだ出ていないというだけで、特別に良いというわけではありません。

相場とは

いままで何気なく、相場という言葉を使ってきました。
相場とは何でしょうか?

相場とは「市場で形成される価格」です。
世の中では自然と値段が付きます。
誰が見ても良いものは高く、悪いものは安い。
これです。

この原理を利用して、最初に言った「自分にとっての掘り出しもの」を探すことができます。

相場から見て価格を安く設定せざるを得ない「事情のある土地」というものがあります。
この事情が納得できるなら、自分は気にしないよという内容なら、
それは「自分にとっての掘り出しもの」なのです。

例えば

以下いくつか事例を出してみましょう。
①北道路の土地
これは普通にありますよね。でもほかの条件が同じなら、南道路などほかの道路付の土地に比べて安く設定されます。
大型分譲地の場合わかりやすいです。そうなっています。

玄関が北からですが、リビングが大きく南にとれるのでいいや。と思えれば、買っても大丈夫な人です。

②三角地など不整形な土地
設計次第で面白い家になります。
ただ、建物の角が多くなるなどして建築費少し上がるかも。

旗竿敷地も安いです。
駐車場も取りにくいことがあります。
個性的な方には「買い」です。

③線路沿いの土地
もちろんうるさいので安いです。
窓を閉めていれば意外と気にならないとも言います。

夜間に電車は走らないので夜は静かです。JRの幹線は走ります。
幹線沿いは洗濯物に鉄粉が付くとも言います。

地方で本数が少ないと意外と問題ない場合もあります。
音はかなり個人差がありますし、慣れるとも言います。

朝早く目覚めていいかも。
鉄道マニアあこがれ。などなど
ポジティブにとらえられるなら大丈夫です。

④嫌悪施設の隣
代表的にはお墓の隣とかそういうことです。
将来的にマンションが建たなくていいかも。静かだし。
墓地の方向に窓を作らなければ見えません。

今回は「幻想」を排除して、
良い土地探しをスタートしていただくために
掘り出し物という切り口で見てきました。

土地探しはもっと普通でいいのです
変わったものを探す必要はありません。

出ている物件情報の中から、より良い選択をするだけです。
これから土地の探し方、買い方をいろいろお伝えしていきますね。

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